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会見するアルビレックス新潟の松橋力蔵監督=2024年12月9日、新潟県聖籠町、井上充昌撮影

 サッカーJ1アルビレックス新潟は、さいたま市で8日にあった浦和レッズとの今季最終戦を0対0の引き分けで終えた。10勝16敗12分けの20チーム中16位で、J1残留を決めた。松橋力蔵監督(56)は9日の今季の総括会見で「本当にほっとした」と安堵(あんど)の気持ちを述べるとともに、細かくボールを回す攻撃的な新潟スタイルへのこだわりを語った。

 8日の最終戦は、DFの堀米悠斗主将を中心にした献身的な守備が光り、シュート数は4本と相手の半分にとどまったが、途中交代で入ったFW長倉幹樹選手が敵陣に迫る場面もあった。

 今季最大の見せ場は、11月2日に国立競技場であったルヴァン杯決勝だった。後半に2点差を追いついた上、延長戦で先行されても再び食らいつき、PK戦まで持ち込んだ。一方でリーグ戦では残留争いに甘んじた。会見ではそのギャップについての質問が相次いだ。松橋監督は、リーグ戦で強みを発揮できなかった要因を次のように分析した。

こだわりの新潟スタイル 迷いが生じたチームに監督は……

 アルビは攻撃時にはGKも含…

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